2007/03/19

オクテート・ジ・セザル・カマルゴ・マリアーノ / CESAR CAMARGO MARIANO


オクテート・ジ・セザル・カマルゴ・マリアーノ
国内盤 CD
発売日: 2006/12/30
レーベル: ボンバ
組枚数: 1
規格品番: BOM-1512

ジャズサンバというのは、こういうもの!
ホーンセクションにピアノソロというなんとも賑やかな、ラテンジャズアルバムなのです。
セザル・カマルゴ・マリアーノはエリス・レジーナの元旦那さん。
のりが良くて粋がいい、MPBの代表格のピアニストです。

Couleur Café / Serge Gainsbourg



Couleur Café / Serge Gainsbourg
輸入盤 CD
発売日: 1998/01/01
レーベル: Mercury
組枚数: 1
規格品番: 528 949

セルジュ・ゲンズブールの「ラテン」ものを集めた一枚。
まだ声も若々しくて、のちのダミ声しか知らない者にとっては意外に聴きやすい。
チャチャチャ、マンボ、ラテン、アフリカンなどなど、「ゲンズブール版南国の夜」という感じで、なぜかほほえましい。
タイトルの「クーラー・カフェ」はクレモンティーヌもカヴァーして、同名のアルバムもありましたね。
意味は、クーラーの効いたカフェではなく、小麦色(コーヒー)色、という意味だったと思うんだけど。

2007/02/11

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」|シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番




ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」|シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番
国内盤 CD
発売日: 2000/11/22
レーベル: RCA RED SEAL
組枚数: 1
規格品番: BVCC-35093

流れるように軽やかで、昼下がりの木漏れ日の中を歩いているようなすばらしい演奏。
それもそのはず、100万ドルトリオと呼ばれるルービンシュタイン、ハイフェッツ、フォイアマンという当時の巨匠たちの録音した、超名盤。
1941年の録音であの懐かしいレコードのノイズも入っているが、演奏はそれすら凌駕している。
村上春樹の「海辺のカフカ」で喫茶店のご主人がホシノ青年に絶賛する100万ドルトリオの大公トリオ。
この盤が似合うのは、たとえば古民家を改装した喫茶店であったり、質素でオーガニックなレストラン。もちろん大きくない美術館やギャラリーなどもいい雰囲気に。

2007/02/09

moca / Mondo Candido




国内盤 CD
発売日: 2003/05/21
レーベル: aosis
組枚数: 1
規格品番: VICP-69003

シエンタのTVコマーシャルで有名になったモンド・カンディド。イタリアン・ボッサの注目株。
もう、ほんとうにこの俗っぽさがたまらない。むかしのB級映画を観ているよう。
ジャン・ポール・ベルモントがマシンガンもってジャン・ギャバンをフェラーリで追いかけているような、
そんでもって「不二子ちゃ~ん」なんていってるような気がする(なんかむちゃくちゃ)。
ボーカルのルイゼーラは絶対に確信犯。ポップでスタイリッシュで甘く切ないイタリアン・ジェラード。

Cherry Red for cafe apres-midi




チェリーレッド・フォー・カフェ・アプレ・ミディ
国内盤 CD
発売日: 2002/03/21
レーベル: ビクターエンタテインメント
組枚数: 1
規格品番: VICP-61760

Cafe Apres-midiは直訳すると「午後のカフェ」
エブリシング・バッド・ザ・ガールのレーベルであるUK発「チェリー・レッド」特集。
ソロ時代のBEN WATTやTRACEY THORNが聴けるのも貴重。
エブリシング・バッド・ザ・ガールの「EACH & EVERY ONE」で幕を開け、ベン・ワットの「ノース・マリン・ドライブ」で涙する。モーガン・フィッシャーの「男と女」で驚愕。橋本さんはどこかできっとこういうことをするのです。JANEの「IT'S A FINE DAY」はクリネックスのCMで聴いたことも。
ベン・ワットとトレイシー・ソーンの馴れ初めみたいな解説もいいですね。ベン・ワットはジョアン・ジルベルトが好きだったんだ。なーるほど。
当時はあまり気にならなかったネオ・アコもこうして聴くと雰囲気抜群。都会的なカフェが良く似合う。
ちょっと苦めなコーヒーなんてどう?

Elis Regina in london




エリス・レジーナ・イン・ロンドン
Elis Regina in london
国内盤 CD レーベル: フィリップス
組枚数: 1 規格品番: UICY-3508

エリス・レジーナが本国ブラジルを離れ、英国ロンドンでたった二日間でレコーディングしたという伝説のアルバム。
一度、聴いてみてください。ライブではないのですよ。スタジオ録音なのにこの臨場感。ほとんど一発録りのワンテイク。バックのオケの緊張感というか疾走感がすばらしい。
オーケストラを牽引するエリスのパワーと歌唱力が凄い。おそらくいちばん充実していた時期の、奇跡のようなレコーディング。
そして、ジャケットがいいですね。ついついブラジルものはジャケ買いしてしまいます。
羽ばたく鳩とエリスのはじける笑顔、雨上がりのロンドン。なんで昔のレコードジャケットはこんなにいいのでしょう。
良質のMPB。アントニオ・カルロス・ジョビンの曲も入って気分のいい1枚。

2007/01/13

Introducing...The Four King Cousins





イントロデューシング...ザ・フォー・キング・カズンズ<紙ジャケット仕様盤>

キング家の4従姉妹によるキュートなコラース・ナンバーが目白押しの一枚。
バート・バカラック、ビートルズ、ロージャー・ニコルズなどのナンバーをセンス良く聴かせてくれます。
アメリカで絶大な人気を誇っていた音楽番組『キング・ファミリー・ショウ』のドキュメント盤。
ビートルズの曲が全部「リボルバー」からというのも時代がわかるというもの。30年後の日本でこんなに流行るなんて、当の本人たちも考えてもみなかったでしょう。
キャピトル・レコードというのがいいね。
インテリア、雑貨、cafe・・・すこしウキウキした感じになれるBGM。

2007/01/12

Blossom Dearie for cafe apres-midi



お馴染み『カフェ・アプレミディ・シリーズ』のブロッサム・ディアリー編。
コケティッシュなジャズ・ヴォーカル、いわゆる昔ながらの“かわいい”系の歌声。
どうして最近は、こういったヴォーカルのアーティストがいないのでしょう。やたらと肺活量を競うような歌手ばかりだし。
「I know the moon」「yesterday when I was young」なんていいなあ。「DINDI」や「TEA FOR TWO」というスタンダードな曲も入っている。
明るく楽しく、ちょっと切なく。秋の散歩道に似合いそうな佳曲ぞろい。
全29曲もあってこの値段。ブティック、カフェ等どんなお店にもぴったりのBGM。

2007/01/11

Whipped Cream & Other Delights




ビタースウィート・サンバ(WHIPPED CREAM)<紙ジャケット仕様初回限定盤>
Herb Alpert & The Tijuana Brass
Whipped Cream & Other Delights

A&Mの創始者の一人ハーブ・アルバートとティファナ・ブラスの4thアルバム。
“オールナイト・ニッポン”のあの曲~タラッタ、タッタラタ、タラッタ・・・。
という“Bittersweet Samba”が入っているアルバムです。
1965年というから40年も前の音楽。それでも、ものすごくお洒落。
それもそのはず、オースティン・パワーズの元ネタとなった“007カジノロワイヤル”(デビット・ニーブンやピーター・セラーズ)のテーマ曲もこの人たちなのです。
50年代、60年代のミッド・センチュリー派ご用達。
そんなカフェやレストランでぜひ流れてほしい音楽です。

さすがA&M。センスいいわ。

2007/01/05

国境の南~south of the border

“国境の南”は、ただ今、試験運転中。
乞うご期待。